サムハラ神社|災難除けで知られる大阪の小さな神社へ

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サムハラ神社 こころの旅

今回は、大阪・阿波座にあるサムハラ神社についてご紹介します。

以前から、「サムハラ」という不思議な言葉には強い力がある――そんな話を耳にしていて、ずっと気になっていました。厄除けや災難除けのご利益があると評判で、全国から参拝に訪れる方が多い神社です。

ある日ふと、「今なら行ける」と思ったタイミングがあり、ご縁を感じて参拝することにしました。

サムハラ神社とは

サムハラ神社のご祭神は、
天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)
高皇産霊大神(たかみむすびのおおかみ)
神皇産霊大神(かみむすびのおおかみ)――

この三柱をあわせて「サムハラ大神」と呼ぶそうです。

「サムハラ」という言葉自体が古くから災難除け・無傷安全の護符として信仰され、江戸時代には矢玉除け、戦時中には弾除けのお守りとして人々が身につけていたという歴史があるのだとか。

(引用元:サムハラ神社公式サイト https://samuhara.or.jp/)

サムハラ神社のご祭神や由来には、不思議な力を感じます。
実際に訪れたときの様子を、短い動画にまとめました。

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指輪守(御神環守)と宮司さんの言葉

サムハラ神社といえば、指輪型のお守り「御神環守」が有名です。フリマサイトなどで高額転売されるほど人気で、私が訪れた当時は4年待ちだと聞きました。

宮司さん曰く、「指輪も御守りも、いただけるご加護は同じですよ」とやさしく教えてくださいました。

御守りを授かり、手のひらに乗せたとき、不思議と静かな力を感じました。派手さはないけれど、どこか芯の通ったような強さ。そんな印象でした。

境内で感じた空気

私が訪れたのは、平日の午後。小さな境内にはひっきりなしに参拝される方が訪れていて、その人気の高さを改めて感じました。

サムハラ神社は、やはり強い力を感じる神社です。境内に一歩入った瞬間、言葉では言い表せないのですが、空気がふっと変わりました。短い時間のうちに、光が差し込んだかと思えば雲が流れ、
またすぐに明るくなる。そのわずかな変化の中で、私は砂漠のような厳しさを一瞬だけ感じました。それは神社の記憶の一片のような感じでした。

宮司さんにお願いして写真を撮らせていただいたのですが、ファインダー越しでも、どこか凛とした力が漂っていました。

境内に差し込む光が、ちょうど虹のようにかかった瞬間。

おわりに

参拝を終えたあと、手の中にある御守りを見つめながら、「サムハラ」という言葉がただの文字ではなく、祈りそのもののように感じられました。

不思議と、気持ちが落ち着く。守ってもらえるというより、“見守られている”という安心感に近いかもしれません。サムハラ神社は、決して大きくはないけれど、訪れる人それぞれが静かに自分の願いと向き合える場所です。厄除けや災難除けを願う方はもちろん、少し心を整えたいときに立ち寄るのもいいかもしれません。

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