サムハラ神社の奥の宮は、岡山県津山市の山の中にある神社で、厄除けや災難除けのご利益で知られていて、「呼ばれた人だけ行ける」とも言われ、不思議な体験談が多く語られている場所でもあります。
この記事では、実際に訪れて感じたことや行き方、ご利益についてご紹介します。
サムハラ神社 奥の宮とは|岡山にあるルーツの地

サムハラ神社 奥の宮は、現在大阪市にあるサムハラ神社のルーツとされる場所です。
もともとは、岡山県津山市の山中にある古い祠に祀られていたことがはじまりとのこと。長い年月の中で一度は荒廃したものの、信仰は絶えることなく受け継がれ、現在まで続いています。
御祭神は、天之御中主大神・高皇産霊大神・神皇産霊大神の三柱。
これらは「造化三神」と呼ばれ、あらゆるものを生み出し、調和させる力を持つ神様とされています。
古くから災難除けや無事安全の守護として信仰され、戦時中には兵士の無事を願うお守りとしても広く知られていました。現在、大阪のサムハラ神社はこの地から分霊されたものであり、奥の宮はその原点ともいえる場所です。
サムハラ神社 奥の宮の行き方と注意点
「呼ばれた人しかたどり着けない」と言われるサムハラ神社の奥の宮。実際に、参拝を予定していた日に急用が入ったり、向かっている途中でなぜか行けなくなってしまった、という話も耳にします。中には、ナビ通りに進んでいるはずなのに、どうしてもたどり着くことができなかったという不思議な体験談もあるようです。
そんなエピソードから、少し特別な場所として語られることも多い神社ですが、実際にはルートをしっかり確認すれば、問題なく訪れることができます。ここでは、サムハラ神社 奥の宮への行き方と注意点についてご紹介します。
■ 車での行き方
津山市街地方面から県道6号を北上すると、加茂川付近に看板があります。鳥居をくぐり、案内に沿って進むと駐車場に到着します。山道ではありますが、道は整備されており、比較的わかりやすいルートです。駐車場から本殿までは、やや傾斜のある山道を徒歩で5分ほど。舗装はされていますが、歩きやすい靴での参拝がおすすめです。
■ 電車での行き方(タクシー利用がおすすめ)
最寄り駅は美作加茂駅(みまさかかもえき)です。駅から徒歩でも向かうことはできますが、距離があるため、タクシーを利用するとスムーズに到着できます。美作加茂駅からサムハラ神社奥の宮までは、タクシーで約7〜8分、料金は1,700円前後が目安です。また、津山駅からの場合は約35分、8,000円前後となります。
地元のタクシー会社では、奥の宮までの送迎や案内も行っているようです。
詳しくは 加茂タクシー公式サイト をご確認ください。
■注意点
カーナビに住所を入力すると、誤って津川ダム方面に案内される場合があります。
その場合は「岡山県津山市加茂町中原899」を目安に設定すると安心です。
また、山間部のため天候や時間帯によっては道が暗くなることもあります。
余裕を持った時間帯での参拝がおすすめです。
実際に訪れて感じた空気と雰囲気

駐車場に着き、車を降りた瞬間、サムハラ神社全体を包む空気に、ふっと背筋が伸びるような感覚がありました。山の中らしい澄んだ空気の心地よさはもちろんありますが、それだけではない、どこか引き締まるような雰囲気を感じます。
やさしさというよりも、静かな厳しさ。万人を受け入れるというよりは、それぞれの思いを静かに見つめるような空気が流れているように感じました。
駐車場から本殿までは徒歩5分ほど。距離としては長くありませんが、山道はやや急な坂になっています。「まだ続くのかな」と思い始めた頃、左手にふと、サムハラ神社が現れました。想像していたよりもこぢんまりとした佇まいですが、その場に立つと、とても清らかな空気に包まれます。そしてやはり、どこか厳しさを感じる場所でもありました。
私が訪れたとき、長い時間をかけて熱心に祈りを捧げている方の姿がありました。その背中からは、強い思いが静かに伝わってきます。こうしたさまざまな願いを日々受け止めている場所だからこそ、あの静かな厳しさがあるのかもしれません。
不思議な体験|写真が消えたことについて

神社で撮影をさせていただく際は、参拝のときに「撮影させていただきます」と心の中でお伝えしてから行うようにしています。場所によっては、どこか撮影を控えた方がよいと感じることもあり、その場合は無理に撮ることはしません。今回の参拝では、特にそうした感覚はなかったため、いくつか写真を撮らせていただきました。
しかし、あとから確認してみると、なぜか近くで撮影した写真だけが消えていたのです。すべてではなく、一部だけが残っていないという不思議な状態でした。後から調べてみると、同じような体験をされている方もいるようです。理由ははっきりとはわかりませんが、見せていただける部分だけが残されたのかもしれない、と感じています。
母が感じた変化|参拝後に軽くなった感覚

参拝から1か月ほど経った頃、一緒に訪れた母から「サムハラ神社にまた行きたい」と言われました。これまで神社を再訪したいと言われたことはほとんどなかったため、その言葉がとても印象に残っています。
理由を聞くと、「心が軽くなった」とのこと。特別な前情報を伝えていたわけではなかったため、純粋に体感として感じた変化だったようです。
高齢の母にとって、山道は決して楽ではありません。それでも「もう一度行きたい」と話していたことが、この場所の持つ何かを物語っているように感じました。まだ再訪はできていませんが、近いうちにまた訪れたいと思っています。
御朱印について
サムハラ神社 奥の宮には社務所がなく、御朱印は現地ではいただくことができず、麓の総代様を通して授与される形となっているようです。
詳しい場所や方法については、津山観光協会の公式サイト でお問い合わせください。事前に確認してから訪れると安心です。
こんな方におすすめ

サムハラ神社奥の院は災難除けや無事安全などのご利益で知られています。そうした願いを持つ方はもちろんですが、
・静かな場所でゆっくり過ごしたい方
・自分と向き合う時間を持ちたい方
・不思議な場所に惹かれる方
にもおすすめです。
まとめ
金運やご利益という言葉だけでは表せない、 静かでどこか引き締まるような空気が流れる場所でした。 訪れるタイミングや感じ方は人それぞれですが、 自分の内側に戻るような時間を過ごしたいときに、 ふと訪れたくなる神社かもしれません。
YouTubeでも実際の様子を紹介しています🌿
現地の空気感が伝わるので、よろしければご覧ください。

