妊娠できる気がしない…そんな私を変えたアファメーションの力

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海辺の日差しの中に後ろ向きで立つ女性 母として、私として

妊活が上手くいかない期間が長くなると、自分が妊娠することを信じられなくなってしまった過去の私。なぜなら、妊娠できなかった経験が積み重なるうちに、“自分は妊娠できない”という証拠ばかりを集めてしまっていたからです。それを払拭するためには、体へのアプローチはもちろん、心へのアプローチも大切だったなと思います。

そこで、今回は妊娠を信じられる自分になるために、アファメーションを使う方法をご紹介します!

アファメーションの仕組み

緑の中でメモをする女性の手

アファメーションとは何か?

アファメーションとは、ポジティブな言葉を自分自身に聞かせることにより、理想の未来を現実にする自己暗示の方法です。

アファメーションはスピリチャルとして注目されているだけでなく、心理学用語では自己成就的実現とも呼ばれ、アファメーションを繰り返すことで、神経細胞が刺激されてポジティブな思考が身に付くと科学的にも証明されているのです。

実際に多くのスポーツ選手やアーティストも努力を重ねた上でアファメーションを利用しています。

アファメーションの効果

アファメーションの効果は、ポジティブ思考が身に付いたり、自分の力を最大限に発揮することができること。男性にも女性にもどんな人にとっても効果があります。失敗してしまうとネガティブな気持ちになってしまいますが、そこから気分を切り替える際にも役立ちます。

妊活中は、どんどん不安が募り、なかなかポジティブな気持ちになることができません。そこで、何度も繰り返しポジティブな言葉を自分自身に語り掛けることで、潜在意識の中のネガティブな思考を書き換えることができるのです。

アファメーションの方法

それでは実際に効果的なアファメーションの方法をご紹介します!

アファメーション文の作り方

アファメーションは、「私は…」から始めて自分を意識する言葉を作る方が効果的です。そして、絵馬で書くような「妊娠しますように…」とか「赤ちゃんに恵まれますように…」といった願い事ではなく「私は妊娠しました」「可愛い赤ちゃんがいます」と言った肯定文で作ります。また「〇〇しませんように…」と文言もNGです。

ママになれますように… 

赤ちゃんが欲しいです!

リセットしませんように…

私には可愛い(元気な)赤ちゃんがいます

私は幸せなママです(幸せなママになりました)

アファメーション例文

・私には妊娠する力があります
・赤ちゃんが私を選んでくれました
・私には赤ちゃんができる準備ができています
・私の体は健康です
・私の赤ちゃんはベストなタイミングで私の元へやってきます

しっくりくる言葉に変えて使ってみてください。アファメーションは何個唱えてもいいですし、途中で言葉を何回変えてもOKです。

実際に使っていたアファメーション

ここでは、私が実際に使っていたアファメーションを紹介します。最初はいろんなアファメーションを試していた私。数も多い方がいいと思って5つぐらいのアファメーションにしていましたが、どんどん変更し、最終的には1期間1アファメーションになりました。

・私は42歳で妊娠しました

実際に42歳で妊娠したのですが、これは1年ほど前から決めていたアファメーションです。

・私は初めての体外受精で無事妊娠しました

実は、身体的負担や金銭的、時間的にも体外受精は1度だけと決めていた私。周囲の反対もあり、体外受精を決めるまでにも時間がかかってしまったのに、ようやく体外受精を決めた後に、男性不妊が発覚。体外受精を決めてもなかなかトライできなかった間にこのアファメーションを唱えていました。

・私は元気な赤ちゃんを安産で産みました。

これは、妊娠してからずっと唱えていたアファメーション。妊娠がなかなかできなくて、ようやく授かった命。妊娠の喜びもあったのですが、今度は母子ともに無事に赤ちゃんを産めるかどうか?不安でいっぱいになりました。優しいお母さんの声を聞いたり、赤ちゃんの可愛い映像を観ながら、ポジティブな気持ちで唱えていました。

私は優しいお母さんになります

こちらは、体外受精前におみくじで凶を引いてしまい、ものすごく落ち込んだ後に唱え続けたアファメーションです。泣きながらずっと唱えたことを覚えています。くわしくは後日に記事にしますね!

アファメーションの回数や時間

フルーツや野菜、オレンジジュースなどの朝食

アファメーションの回数やタイミングについては「朝と晩の1日2回でOK」と書かれていることもあります。確かに、そのアファメーションが自分にしっくりきていて、信じられる状態であれば、それでも効果があるでしょう。でも、私のように「本当に妊娠できるの…?」という不安が強かった場合は、朝晩の2回だけでは、心の中の抵抗が勝ってしまうこともありました。

そんなときは、できるだけ1日の中で何度もアファメーションを唱えることをおすすめします。ネガティブな思考が強くなるたびに、自分を落ち着かせるように唱えるイメージです。

たとえば、こんなふうにイメージしてみてください。

ネガティブな思考は「にごった水」、ポジティブな思考は「きれいな水」。

グラスに入ったにごった水を、きれいな水に変えるには、いきなり全部を入れ替えるのは難しいですよね。でも、少しずつ少しずつ、きれいな水を注ぎ続ければ、やがてにごりは消えていきます。アファメーションも同じで、何度も何度もポジティブな言葉を注ぎ込んでいくことで、自然と心の水が澄んでくるのです。

まとめ

両手を広げる女性

妊活中は不安や焦りで心がネガティブに傾きやすくなります。そんな時、アファメーションはポジティブな言葉で心を整える大きな助けになります。「私は妊娠しました」「赤ちゃんが私を選んでくれました」といった肯定的な言葉を、繰り返し唱えることで、少しずつ潜在意識が変わっていきます。しっくりくる言葉を選んで、無理のないペースで続けてみてください。

私自身、何度も言葉を変えながら、自分を励まし続けてきました。言葉は、まるで心の水を澄ませていくように、少しずつ変化を与えてくれます。

今、不安な気持ちを抱えている方の心に、少しでも優しい光が届きますように。アファメーションは、きっとあなたの味方になってくれますよ。

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