過去の自分を責め続けた私|妊活中のライフスタイルが心に与えた影響

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遠くを見つめる女性 母として、私として

「こんな生活をしていた私が、妊娠できるわけない…」
当時の私は、そんな思いにずっと囚われていました。

妊活中、ふと過去の自分の暮らしを思い出しては、
「だから私は妊娠できないんだ」と
自分を責めてしまっていたのです。

仕事優先で乱れていった生活リズム

ストレスを感じている女性

20代〜30代の私は、仕事柄とても不規則な生活をしていました。
夜遅くまで働き、早く終わった日も接待でお酒の席へ。
気がつけば、ストレスからタバコの本数も増え、
体のことを考える余裕なんてありませんでした。

そんな生活を続けた自分に、
「赤ちゃんができないのは当然だ」
「こんな私の体に、命を授かるはずがない」
と、強く思い込んでしまっていたのです。

生活を改めた“のに”消えなかった罪悪感

30代中頃から、職場環境を変えて規則正しい生活に切り替え、
タバコもお酒もやめて、食事や運動にも気を遣うようになりました。

けれど、「過去に自分の体にしてしまったこと」が
ずっと心のどこかに引っかかっていて、
「私のせいで赤ちゃんが来ないのかも」と
何度も同じ後悔を繰り返していました。

思いがけない望みが心を縛っていた

そして、まだ妊娠を望んでいなかった頃。
もし妊娠していたら困るという時期に、
生理が遅れて不安になったことがありました。

当時の私は、まだ気持ちや環境が整っていないこともあって、
「もし今だったら困るかも…」と、心の中でそう思っていた時期があったのです。

後になって、その時の思いが自分の心を縛りつけ、
「だから私は妊娠できないのかも」と
さらに自分を責める材料になっていたんです。

過去は変えられない。でも“今の心”は変えられる

こうして長い間、私は自分を責め続けてきました。
「罪悪感」や「自己否定」は、
赤ちゃんを望む気持ちさえ曇らせてしまいます。

でも今なら、はっきりわかることがあります。
体は細胞レベルで日々生まれ変わっていること。
私たちの“今”の行動や気持ちが、
未来の自分と赤ちゃんの準備を進めているということ。

自分を責めることより、愛することを選ぼう

罪悪感を抱えたままでは、心のエネルギーが足りなくなってしまいます。
過去の自分に「ありがとう」と言って、
今できることに目を向けていく。

それが、未来の赤ちゃんを迎える準備の一つなのかもしれません。

🔖次の記事:「“親になるのが怖い”と思っていた私の心の傷」も近日公開予定です。

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