『赤ちゃんが欲しい』のに妊娠を信じられなかった私|願望と不安のはざまで

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悩む女性の横顔 母として、私として

「赤ちゃんが欲しい」——
そう思い続けていた私が、実際に出産したのは43歳。

長い“赤ちゃん待ち”の間には、願いが叶わないもどかしさと共に、心の奥にあったもうひとつの感情にも向き合うことになりました。

「欲しい」と思いながら、信じられなかった

赤ちゃんの手を包む大きな手

20代の頃から、私はずっと「いつか子どもが欲しい」と思っていました。
でもその気持ちのすぐ後ろには、いつも「でも無理かも」という声がついてきたのです。

不摂生な生活、過去のストレス、生理が乱れた経験——
それらを思い出すたびに、「私に妊娠は無理かもしれない」と、自分を疑っていました。

自分を信じられない妊活はつらい

考え込む女性

「きっと来年には赤ちゃんいるね」と言われても、笑顔で返せない。
「私、女の子2人欲しいんです」と語る後輩の言葉がまぶしくて、正直、胸がざわついた。

妊娠できることを疑っていない彼女と、ずっと疑っていた私。
この“信じる力”の違いが、妊活にどれだけ影響していたかを、今ならよくわかります。

自分を責める気持ちが願いを遠ざけていたかもしれない

私は、妊娠できない理由を探すように、自分の過去の行動を責め続けていました。

「仕事ばかりで体に無理をさせたから」
「自分の身体を大切にしてこなかった自分には赤ちゃんは来てくれないかも」

そうやって、自分を罰するように気持ちを沈ませては、
未来への希望の火を小さくしてしまっていたのです。

過去の私に言ってあげたい

胸に手を当てる女性

もう、自分をいじめるのはやめて。
心も体も、思っているよりずっと、回復しようとがんばってくれていた。

妊娠や出産のためにできることはたくさんあるけれど、
何より大切なのは、自分を信じること

「きっと大丈夫」って、自分のことを優しく励ましてあげることだったんだって。
今なら、そう思えます。

もし今、あなたが同じような気持ちでいるなら、
どうか少しだけ、自分の可能性を信じてあげてくださいね。
やさしくてあたたかい未来は、あなたのことをちゃんと待ってくれています。

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