人間は何度も生まれ変わりますが、その過程で自分がやってきたことは良い事も悪いことも全てカルマとして自分に返ってきます。すぐに返ってきてくれればわかりやすいのですが、いつの時代かわからない過去世での悪業が突然なんてことも。
悪業とは『苦しみを招く悪い行為』のことです。今日は人間としての生まれ変わりが少ないスターシードは悪業(悪いカルマ)が少ないのか?という記事を書きました。
生まれ変わりを信じる?
「前世でいったいどれだけいいことをしたらそんなに幸せになれるのか?」なんてチラホラとネット記事やSNSのコメント欄でも見ることがありますが、本当に幸せかどうかは置いておいて幸せそうに見える人は過去世において「きっと良い事をしたんだろうな」と考える人がいるようです。
火の打ちどころない素敵な男性と結婚した女性の記事に
そんなコメント見たことある!
確かに私もそう思った!!
スターシードは悪いカルマが少ない
バスストップ型や人間としての転生が少ないスターシードは一般的に悪いと言われるカルマが少ないです。なぜなら、生まれ変わりが多い人に比べて悪業(悪いカルマ)を積む機会が少ないからです。人間として生まれた場合、悪業を積む機会が日常の中にはたくさんあります。そのため普通に生きているだけで悪業を積んでいることになるのです。
悪業の種類(十悪)
それでは悪業の種類にはどんなものがあるのでしょうか?仏教における10つの悪についてみてみましょう。
- 殺生(せっしょう)…命あるものを殺すこと
- 偸盗(ちゅうとう)…盗むこと。盗む人のこと
- 邪婬(じゃいん)…配偶者以外の人との性行為 してはならない性行為
- 妄語(もうご)…嘘をつくこと
- 綺語(きご)…真実以上に飾りたてた言葉
- 悪口(あっこう)…わるぐち
- 両舌(りょうぜつ)…相手を仲たがいさせるように仕向ける言葉
- 慳貪(けんどん)…ケチで欲深く、思いやりがない
- 瞋恚(しんい)…すべてを人のせいにすること
- 邪見(じゃけん)…不正な心、因果を無視すること、邪険
殺生や盗むことが十悪に入るのはわかるけど、
悪口とか言っちゃってるかも。
綺語(きご)って、褒めるのもそう?
あと、冗談も綺語になるの?お笑い好きなんだけど…。
必要以上に思ってもいない褒め方をするのは綺語になるね。
人を傷つけたりイヤな気分になる冗談はもちろん、
ずっと冗談を言い続けるのも綺語になるね。
悪口を言うのはもちろん、同意したり聞いているだけでも
悪口を言っていることと同じになるのよ。
人と関わるといろんな思いが出てきます。恋愛はなおさらです。心を揺さぶられることが多くなるので、不平不満もあるでしょう。結婚して子どもができるとさらに悪いカルマを積んでしまう可能性は増えます。しかしスターシードは殺生はもちろんのこと、人付き合いや恋愛が苦手だったりします。引きこもりだったり、結婚しない人も多いです。そのため、悪業を積む機会が少ないと言えるのです。
愚痴、悪口、不平、不満を言わないだけでもカルマ解消
とはいえ、スターシードでも一生懸命この地球の生活になじもうとして人間の生活にどっぷりハマってしまっている人もいます。そのような人は知らず知らずのうちに人間として当たり前の行為が悪業を積んでいるかもしれません。
愚痴、悪口、不平不満を言わないだけでも波動が上がるって聞いたことはありませんか?それは確かに事実です。形があるものは周波数を出していて、その周波数に合うモノや人が集まります。愚痴や悪口、不平不満の言葉は低い周波数です。自分の周波数が低い周波数と合わなくなれば居心地も悪くなります。だからといって、相手に合わせるため相槌を打ったり話を聞くだけでも周波数は低くなります。この行為はカルマ解消の行為からも遠ざかります。
話に賛同しないと冷たい人って思われそう。
切り上げ方も難しいし。
自分は言わなくても結局話を聞いちゃってる…。
なかなか普通は話をぶった切ることできないもんね。
毎回そのような話になるのなら距離を置くのも必要ですね。
また、よく目にすることは良くない事でもスタンダードになりやすいです。例えば問題視されているSNSでの誹謗中傷は大多数の人がいけない行為だと考えていると思います。しかし、誹謗中傷しないからいいのか?というと直接攻撃をすることはもちろん悪い事ですが、批判的な気持ちが湧きおこるだけでも良くない事なのです。批判コメントを見るだけでもよくありません。
知らない芸能人でも浮気とか不倫とか「酷い!」って思うし、
私と同じ考えのコメントとか読むと「そうそう!」って心の中で思ってる。
できるだけネットニュースやSNSは見ない方がいいかもね。
スターシードは人類の幸福のための行動を実践しやすい
人類としての幸福の場所とは輪廻で苦しむ場所から離れること。それには先人からの知恵で修行と言う形で上で書いた十悪を犯さないことがあります。それは人付き合いが苦手だったり感覚・感情に敏感だったり、争いが苦手だったり…。この地球ではあたりまえの生き方が苦しいスターシードはすでに自然に実践していることだったりします。できていなかったとしても、意識して十悪を犯さないようにすれば元々の波動の高い生き方をどんどん思い出すようになります。進化した文明は争いをしません。愛に満ち溢れた世界です。十悪はやがて目に見える争いを引き起こします。
十悪を犯さないようにするには忍辱(にんにく)が必要です。我慢ではありません。我慢は心の争い(執着)から離れられないのですが、忍辱は自分と向き合うことです。こちらが注意深くふるまっていてもとばっちりのようなことも起きるでしょう。相手にそのまま返したくなる気持ちもわかります。愚痴を言いたくなる気持ちもわかります。しかし、それをやり過ごすことができると悪いカルマを積まないだけではなく、自分自身のカルマの解放、さらには相手のカルマの解放の手助けになるのです。