「ありがとう」をたくさん言うと、「ありがとう」と感謝したくなるくらいの奇跡が起きると聞いた私。感情を込めなくてもいい、口に出さなくてもいい。ただ「ありがとう」を言い続けるだけで奇跡が起きる…。ただし不平、不満、愚痴を言うとその回数分はリセットされる…。
小林正観さんの著書にはそう書いてあります。
私は100円均一で買ったカウンターをカチカチしながら「ありがとう」を１万回唱えてみました。
今回は「ありがとう」１万回を唱えたことで何が起きたかという記事を書きますね。
「ありがとう1万回」を知ったキッカケ
ありがとうを唱えるといいことが起きるというのを知ったのはたまたま参加した交流会でした。
そこの参加者の一部の方々が小林正観さんの「ありがとうの奇跡」という本の話で盛り上がっていたのです。まだ20代の若さだというのにセミリタイアして海外へ行く彼の周りには、若くして成功した経営者たちがいたのですが、その方々が「あの本は素晴らしいよ！」と話していたので、早速私も読んでみました。
元々神社仏閣好きで信心深い私が言うのもなんですが、話を聞いていた時は正直「胡散臭い…。」と思ってしまいました。「ありがとうって言うだけでいい事が起きる？」「痛い場所に感謝するだけで治る？」いやいやそんなわけないじゃないって。
でも小林正観さんとセミリタイアする男性たちには利害関係ないのにめちゃくちゃ推すし、「お金もかからないならやってもいいかな？」と思うようになりました。
愛犬を元気にしたい！その一心で『ありがとう１万回』を決意
その後しばらくして愛犬が病気になりました。前日まで元気に走り回っていた愛犬がある日突然立つことができなくなり寝たきりになったのです。脳の病気で高齢のために手術もできないとのことで家で看病することになりました。その病気になる前も老犬だったので、いつ虹の橋を渡ってもおかしくありませんでした。
寝たきりになった愛犬は眠っている時に散歩の夢を見ているのか、足をバタバタさせて宙を何度も駆けていました。その姿を見ると涙が止まらなくなり、散歩が大好きだった愛犬に何とかしてもう一度、散歩させてあげることはできないものか？と思い藁をもつかむ気持ちで『ありがとう１万回』を唱えてみよう思ったのです。
『ありがとう１万回』達成するまでに何が起きたのか？
私の願いは愛犬が元気になることでしたから、愛犬を撫でながら愛犬のそばで呪文のように「ありがとう」を唱え続けました。それ以外では、散歩をしながら「ありがとう」を唱えていました。
すると2000回過ぎたくらいにとてつもない幸せの波のようなものがやってきました。
涙が出てきて「ありがとう」が心の奥底からあふれ出したのです。しかし、それから1万回目までは特に特別なことは起きませんでした。
『ありがとう１万回』で奇跡は起きたのか？
当時の私の願いは愛犬が歩けるようになることでした。「ありがとうの奇跡」が起きて、もう一度愛犬が散歩できるようになったらいいなあとの思いでした。しかし、残念ながら奇跡は起きませんでした。
ただ、愛犬は家の中が好きだったにもかかわらず、その大きさから外犬として飼われていたので、
寝た切りになってからは、家の中で家族の愛情をたっぷり受けながら過ごすことができて幸せだったのかな？と思います。
その他には、宝くじが当たることも臨時収入が入ることもありませんでした。
しかし、『ありがとう1万回』を唱えたことで、感謝に包まれる心地よさを知ったのです。
口先だけの「ありがとう」でもいいと言われていますが、それは口先だけでも「ありがとう」を唱え続けると、やがて心から「ありがとう」という感謝の気持ちが湧き出て来るからだと思います。
「ありがとう」の波動はとても高い
「ありがとう」という感謝の波動は人の感情の中で一番高い波動です。人は人が考えていることは見えませんが、実は感じ取っているものです。人だけではなく形あるものすべてに波動があります。そして、同じ波動を発しているもの同士が引き寄せ合うのです。
『類は友を呼ぶ』というのもそうですよね。その人が発している波動（周波数）が心地よいので一緒にいることができるのです。「ありがとう」という感謝の波動を出し続けていたら、「ありがとう」と感謝できることが引き寄せられるということも納得です。
お金はかかりません。リスクもありません。
ぜひ「ありがとう」の習慣、ぜひ取り入れてみてくださいね。
