私がHSCという言葉を知ったのは子どもが2歳の時。HSPに関しても言葉と特徴をハッキリ意識したのはその頃になります。
敏感過ぎるゆえ困りごとは多くありましたが、一番の困りごとは幼稚園がはじまってからの『登園渋り』。毎回、今生の別れのように泣くのはもちろん、前日から翌日のことを考えてずっとグズグズ。登園前に泣き叫んで暴れる息子を押さえつけてまで洋服を着せている時のイライラと罪悪感が酷かったです。
今日は育てにくさはHSCだと知って心が軽くなったお話です。チェックリストもありますよ。
子どもと一緒によく泣いた赤ちゃん時代
子どもは赤ちゃんの時はずっ~と泣いていました。シクシク泣くという感じではなく、「気に入らんのじゃ、ギャー!!」という感じです。声が大きく私は周りの目が気になっていつもヒヤヒヤ。何とか不快を取り除こうと必死でした。赤ちゃん連れで子育ての勉強会などに参加してもずっ~と泣いているので、子どもを外であやして結局何もお話を聞けなかった時もあります。

こっそり邪魔にならない場所に行って、
子どもと一緒に泣いていました…。
HSCチェックリスト
癇癪もひどく、『イヤイヤ期ずっとですけど?一時期だけじゃないんですか?』という感じの子ども。そんな時に知ったのがHSCという言葉です。HSCとは、Highly Sensitive Childのことで、生まれつき『とても敏感な子ども』のこと。心療内科医の明橋大二氏が2015年、アメリカの心理学者、エレイン・N・アーロン博士の『Highly Sensitie Child』(邦訳タイトル『ひといちばい敏感な子』)を翻訳出版してから、「HSC」という言葉は日本でも少しずつ知られるようになってきました。
その子どもが大人になるとHSP(Highly Sensitive Person)です。このHSCは5人に1人の確率でいると言われています。結構な数ですよね。さて、ではHSCのチェックリストです。チェックリストのうち13個以上に当てはまればおそらくHSCと言われています。
- すぐにびっくりする
- 服の布地がチクチクしたり、靴下の縫い目や服のラベルが肌に当たったりするのを嫌がる
- 驚かされるのが苦手である
- しつけは、強い罰よりも、優し注意のほうが効果がある
- 親の心を読む
- 年齢の割りに難しい言葉を使う
- いつもと違うにおいに気づく
- ユーモアのセンスがある
- 直感力に優れている
- 興奮したあとはなかなか寝つけない
- 大きな変化にうまく適応できない
- たくさんのことを質問する
- 服がぬれたり、砂がついたりすると、着替えたがる
- 完璧主義である
- 誰かがつらい思いをしていることに気づく
- 静かに遊ぶのを好む
- 考えさせられる深い質問をする
- 痛みに敏感である
- うるさい場所を嫌がる
- 細かいこと(物の移動、人の外見の変化など)に気づく
- 石橋をたたいて渡る
- 人前で発表するときには、知っている人だけのほうがうまくいく
- 物事を深く考える
~『HSCの子育てハッピーアドバイス』 明橋大二著より~

HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子 [ 明橋大二 ]
感覚的にも感情的にも敏感
上のチェックリストですが、子どもは2歳の時にすでに13個以上ありました。 少し大きくなってからは泣き叫んでいる赤ちゃん時代より、言葉で伝えてくれる分楽になりました。不快なことがありすぎるので、それは泣くしかなかったよなあという感じです。 (話すようになって文句の多さに絶句ですが…)
感覚的にも敏感なのですが、我が子は感情にも敏感です。絵本が好きで赤ちゃんの頃からたくさんの本を読み聞かせしていたんですが、絵本の哀しいシーンでは大泣きして30分くらい泣き止みませんでした。自分で本を選ぶようになった今は哀しい本は選ばないし、哀しい感じがする音楽がかかっていたら 「変えて!」と怒ります。
ネガティブな情報を入れた時は悪夢を見て夜眠ることさえ嫌がるので、日常で安心させてあげたいと思いながら、できるだけ不安材料を与えないような環境づくりに気を付けています。
自己肯定感を育む重要性
子育てにおいて、自己肯定感を育むことはとても大切だと思っています。大人でも自己肯定感って大事ですよね。みせかけの強気ではなく、芯の通ったブレない自分軸を作る上で重要となってきます。
その自己肯定感がHSCは育ちにくいとされているのです。なぜなら敏感なので傷つきやすい。そこから「自分なんてダメだ…」と自己否定につながってしまうのですね。自分が怒られているだけでなく、誰かが怒られているのを見るだけでもまるで自分が怒られているように錯覚してしまうHSC。だからこそ、本人に接する時は多少「大げさだな…」と思うような反応でも一度は認めてあげると納得するようです。

イライラしちゃった、怒っちゃった…。それは仕方がないんですよ。
泣きたいのはこっちだよって思いますよね。わかります。
どうか自分を責めずに休憩してくださいね。